こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、バリキャリイシイドです。
最近、自分に腹が立つことがあったので戒めのために。
今回はおふざけなしで。
検査結果
先日花粉症を疑って検査に行きました。
血液検査で5日後に結果が出るということでしたので、一週間後の休日に結果を聞きに行くつもりでした。
ところが、花粉症らしき症状はすっかりおさまってしまった。
徒歩10分のご近所にも関わらず結果を聞きに行くのが面倒になってしまったのです。
その日は連日の疲れで午前中はゴロゴロ。
夕方には用事があって、結局行けず。
また一週間後の休日も同様。
そしてその二日後になって半休というか、午後からの休日出勤になったのでようやく重い腰を上げることにしました。
病院に着いて受付に診察券を出します。
待合に腰を下ろすとすぐに看護師さんが飛んできました。
この病院は院内感染を防ぐために感染の可能性のある患者さんと、付き添いの人の待合室が別になっています。
隔離待合に誘導されマスクを手渡されました。
診察室に呼ばれて、検査結果が並べられます。
「イシイドさんの血液検査の結果ですけど、アレルギーは全くありません。」
結論:二日で完治。 花粉症ではなかった。
「ただね、マイコプラズマが出ちゃってるんで。
ちょっとだけなんだけどねー。
完全に菌を殺しちゃわないといけないから一週間抗生物質を飲んでね。
また一週間後にみせに来てね
はい、お大事に。」
「先生、一週間後は休みじゃないので、5日後でもいいですか?」←わがまま
「(苦笑)」
え?
なに、その電気的なヤツ。
スマホのやりすぎってこと?
そこの説明はなしですかい?
マイコプラズマ肺炎
詳しくお聞きできなかったのでググってみると
ざっくりいうと細菌性の風邪だ。
咳がでる。
熱もでる。
そして人にうつる。
よっぽど死ぬようなものじゃないけど、うつしていいものじゃないよね。
もともとイシイドは熱が出にくい体質で熱は出なかった。
と思いきや。
体調管理のために毎日体温を測っている。
Bluetoothでデータを飛ばせば勝手にグラフになるのでいちいち見てもいなかった。
若さまとのデートをキャンセルしたその日。
38℃以上の熱があった。
グラフを突き抜けていたので正確に何度かはわからないが、確かに症状は出ていたのだ。
アガサ・クリスティ
********
以下ネタバレになる可能性があります。
未視聴、未読の方はこの項はお読みにならないようお気をつけくださいませ。
飛ばしても意味は通じます。
********
先日、テレビ朝日で放送されたドラマを観ました。
ミステリの女王、アガサ・クリスティの『パディントン発4時50分』と『鏡は横にひび割れて』を日本版としてドラマ化したものです。
昨年に名作『そして誰もいなくなった』が放送されて面白かったので、この同シリーズを楽しみにしていました。
海外小説の舞台を現代の日本に移し、スマホやインターネット、DNA鑑定をサラリと登場させておきながらSLを走らせたり、大正から昭和初期の上流階級を思わせるレトロな衣装や建築が醸し出す雰囲気はミステリ好きとしてはたまりません。
オリジナルキャラクターの好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私は好きなシリーズです。
アガサ・クリスティは、母が好きで文庫本が家にそろっていたので、高校生の頃結構読んでいたのだけど。
『鏡は横にひび割れて』は読んだはずなのに結末を覚えていませんでした。
ですから、私は二夜連続ドラマを楽しんだのです。
何とも思わず楽しんだのです。
結末を観ても、自分が同じことをしていたなんて思いもしなかったのです。
どちらが被害者?
さて。
今回、私は自分に腹を立てたわけだけど。
もちろんそれは、自分が感染源になる状態でお薬を飲み忘れたり、マスクを取ったりしたこと、検査結果をちゃんと指定通りに聞きに行けば正しい治療をもっと早く受けられたことなど。
『たかが』な症状ではあるけれど、自分の怠慢に腹が立ったのだ。
イシイドは仕事柄たくさんの人と接触する。
大げさだけど、人間細菌兵器みたいな状態で人に会っていたわけだ。
そう思うとゾッとした。
昔、職場の先輩が
「オレはインフルだけと仕事した』
なんて自慢していた。
いや、迷惑だから。
体調不良をおしての出勤、残業、連勤。
それをひけらかすのは自己満足の『自分がんばってますアピール』に過ぎない。
自己犠牲をを尊ぶ間違った美意識なのだ。
体調が悪い時は『自分は爆弾なのだ』と言い聞かせて自重するするのが正解です。
以上、ここ2ヶ月の体調不良のてん末と反省でございました。