バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

世界を美しく見せるもの

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女、乙女イシイドです。

 

皆さまからのあたたかい励ましのお言葉、本当にありがとうございます。
そうそうたるメンバーの皆さまにかまって頂いて、畏れ多いのに舞い上がるというこの世の春を味う気持ちでおります。
もう首から真珠をぶら下げたまま木に登って降りられまへーん。

 

さて。
最近よくいただくコメントが

 

「彼氏さんとデートで行ってみてください(^_^)」

 

です。

ワシ、いつの間にノロケキャラになっとんやろ (^_^;)
そうノロケたつもりはないっていうか、むしろっ


あっ

 

いや、そういうことにしといてくださっていいです!
そういうことにしておけばイイ感じってことで。
、応援してくださってありがとうございます。

 

 

ありがたくネタにさせていただきます

 

そんなこなんなでつい先日。

 

www.uenoyou.net

いつも大変お世話になっております、うえのゆう(id:uenoyou111)さまのこちらの記事についてお話ししていたときに

 

 

なんて言っていただきました。
返信したい気持ちをグッとこらえていいねして。
しれっとネタにさせていただきます。

 

私に世界を美しく見せているものはなんなのだろう?

 

 

『醜くも美しい世界』

 

イシイドは美しいものが大好きです。

 

非日常の美しさ

 

『美しい景色』と言われて思い浮かぶもの。

ボリビアのウユニ塩湖とか世界一の星空テカポとか。
雲海で有名な天空の城、竹田城跡も行ってみたい。
サグラダファミリアエッフェル塔モンサンミッシェル
人の手で生み出されたものも素敵だけど、私が特に『美しい』と感じるものは広大な自然や自然現象が作り出す不思議な姿のようだ。

 

旅に出る。

 

富士山からのご来光も、よく『人生観が変わった』と言われる景色だ。
日常から離れれば、まだ見ぬ、人生を変えるような圧倒的な美しい世界が広がっている。

それは『人ならざるものの、大いなる力が働いている』と認めざるを得ない世界。

 

旅に出ればそんな世界に出会えるのだ。

 

 

日常と非日常のあいだに

 

誰もが認める美しい世界がある一方。
景色ではないがMr.Childrenの『IT'S A WONDERFUL WORLD』の世界は別格の美しさがある。
このアルバムは美しく明るい音楽の中に、人間くさい狡さ醜さ、生の儚さ罪までも詰め込んで、なんとも生々しい、いや、瑞々しさにあふれた傑作だと思う。

 

映画で観るようなドラマでなく、隣人の部屋で起こっている出来事を垣間見たような。
日常を淡々と刻んでいるのにかさつかず、生木のような湿度を保っている。
そしてふとした瞬間にできた傷から樹液のように滴り落ちる。

 

私はここに人間の欲を感じるのだ。

 

いくつもの『欲』が混ざりあうと、ドロドロと毒々しく濁ってゆく。
でもただひとつの『欲』を純粋に純粋にひたすら突き詰めていくと、無色透明な清らかな雫になるのではないか。
そんな錯覚を起こさせるような危うい美しさをはらんでいる。

 

私が畏れながら憧れる『美しさ』はここに集約されているように思うのだ。

野生動物が狩りで躍動する姿よりも食虫植物が捕食する姿。
そんな静のなかの生に魅力を感じるのかもしれない。

 

 

これは当時の気持ちを思い起こしながらの感想なので、思い違いや解釈の間違いもあると思います。
どうかファンの方々は怒らないでくださいね。
ねっ。

 

 

It’s a wonderful world

It’s a wonderful world

 

 

空の青さに思うこと

 

さて。
日常生活に『美しい景色』はないのか、というとそんなことはない。

出勤して、社屋の向こうに広がる空の青さに涙が出そうに、ううん、実際出たことがある。

 

雲ひとつなく、突き抜けるような青。

 

ああ、空はこんなに青く美しいのに。
どうしてこんなに悲しくなるのでしょう。
見慣れた風景が、空が青別の世界のように見えてしまうこともある。
そんなことってありませんか?

 

ある、と思った方。
あなたは1年のうち、晴れの日はどのくらいの割合だか知っていますか?
地域差はもちろんあるけれど、ざっくりいうと6割くらいなんだそうです。

 

365日の6割、219日。

 

200日以上も空の青さに涙しただろうか。

 

青空が目に染みる時。
それはきっと失敗ばかりが続いたり、誰かの心ない言葉に傷つけられた時なんじゃないだろうか。
偉大な青を前に、ちっぽけで不甲斐ない自分の無力さに泣けてくるのだ。

 

だけど、この空も先週の空も同じ空だ。

 

いつもの空を崇高なものに見せているのは自分の心に他ならない。
ひとしきり悲しんだら「いいものを見せてくれてありがとう」と自分に感謝。
私にはまだ美しいものを見る力が残っている。

 

世界を美しく見せるもの、それは自分の心なのです。

 

あなたの明日の空はどんな空かな?