バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

婚活あるある皮算用

皮算用カワザンヨウ

かわ‐ざんよう〔かは‐〕【皮算用】

《ことわざ「取らぬ狸(たぬき)の皮算用」から》物事がまだ実現しないうちから、それを当てにしてあれこれ計画を立てること。
デジタル大辞泉より

 

こんばんは~、年間300日スーツで過ごす女乙女イシイドです(≧▽≦)
お仕事が順調だとお酒もうまし!
がんばって月末を乗り切りましょう☆

 

さて、イシイド。
愛用のシャチハタを紛失いたしました(´;ω;`)
外側はメタルにホワイトパールの塗装で高級感を漂わせ、印影もデフォルトの字体でなく女性らしいキュートなものをチョイス。
シャチハタなんて、社内の回覧板にぺったんするのが9割を占めるオシゴトなので、別に100均で買ったものだって全く支障なかったりするのですが。
イシイドの営業の師匠ともいえる大先輩から『身に付けるものは一流のものを。お客様から憧れられる担当になれ』との教えをいただき、一流でなくとも良いものを、そしてそのモノに見合った自分になるようにと精進してきたようなしてなかったような(ま、気持ちだけでもね!)
とりあえず、ブルーなお仕事もアガる小物を(特に文房具)持つようにしておりました。


そんなシャチハタをなくしたorz
そしてこのシャチハタ、作って一ヶ月でなくし、泣く泣く再注文したら出てくるという失せものあるあるをちゃんと経験した由緒正しいシャチハタなのだ。
つまり、計2本の高級シャチハタとその前に使っていた普通のシャチハタ、全部で3本のシャチハタを相次いでなくした orz orz orz


これだけシャチハタシャチハタと伏せ字もせずに連呼したので、シャチハタさんがスポンサーになってくれるんじゃないだろうかという淡い期待を抱きつつ、不便な生活を送っておりまする。
たぶん、うっかり自宅に持ちかえり、婚活デートのためにバックの中身を整理してそのままなくしてしまったのではないだろうかと疑っております。(概ね正解)

相次いで印鑑をなくすというこの不幸に「これって名字が変わるフラグなんじゃね?」という意味不明なポジティブシンキングを無駄に炸裂してみたりして。

 

すっごく不便なんだけど、買ったら買ったで無駄になるのも超癪。

 

婚活中はこんな心理に陥りやすいです。

 

たとえば、家飲み用のお気に入りのグラスが割れてしまって、また新しいのを探そうと思ったとき。
ひとつだけ買うよりも未来のダーリンとペアグラスにしようかな…とか。
あれ、でもダーリンとお酒の趣味って合うかしら。
イシイドは酒は好きだが焼酎は苦手。
ダーリンが焼酎派だったらどうしよう!
ていうか、下戸だったら?
ま、そん時はコーラでも飲んどいて!

 

とりあえず2つ買ったとして、二つとも使うかダーリンのものは使わずにしまっておくべきだろうか。
使えば落ちない汚れもつくしキズやくすみも出てくるものです。
台所なんて使わずにおいてある食器ほど油汚れでジットリしてくるよね。

おまけに割ったりしたら、結婚前からヤモメですか?
やだなぁ。
とかなんとか言ってるうちに、仕方なくせめてお気に入りのモノでということで、マグカップでワインを飲んだりする羽目になる。
とか。

 

先日、激しい首コリに、オーダーメードのまくらを買いました。
自分の体型に合わせて、スムーズに寝返りをうてるような高さに合わせてくださいます。
高ストレスのイシイドにとって、睡眠環境を整えるのは最重要項目ですから。
そして合わせてお勧めされたのがマットレス。
固さ柔らかさはもちろん選べるし、私の体型に合わせて腰や足の下にサポーターを入れることでさらに首・肩の負担を減らしてくれる素晴らしきオーダーマットレス!
でも価格はまくらの6倍だ、オーダーマットレス!!
あまりの寝心地のよさに打ち出の小づち(クレジットカード)を振りかざそうとしたその時!!!

 

待てよ、アタシ結婚するのにシングル買ってどうすんの?
ダブル?
いや、旦那と私、体格違うんだから同じってわけにいかないじゃない。
シングル二つにするか。
でもそれって愛が足りないとか言われやしないだろうか?
イシイドは比較的朝はゆっくりめの出勤だけど、旦那は?
普通のお勤めでももう少し早いよね。
仕方ない、もう少し早起きするか。
え、夜勤?
え、あなた漁師なの?
ごめん、そこまでは早起きできないよ。
うん、朝ごはんはちゃんと作っておくから。
いいのいいの、私だってあなたが寝てる時間に帰ってくるもんね。
お互い起こさないようにって気遣ってシングル二つにしたんだもの。
私達なら大丈夫。

 

イ「というわけで、枕だけください」
店員「は?」

 

とか。

 

婚活女子は実家暮らしはやめた方がいいという。
家事能力が低いと思われてしまいがちだから。
でもよく聞くアパートの更新のタイミングで「じゃあ、家賃ももったいないし、一緒に住んじゃう?」みたいな戦法。
いや、更新って来年か再来年だから。
それまで独りでいるつもり?
とか。

 

もしかしたら、八月に劇的な出会いを果たし、全米が泣いちゃうような恋をして九月にまさかの逆転満塁ホームランで入籍するかもしれない。
だとしても、500組の顧客と300人の上司同僚の皆々様に、姓が変わりましたとお伝えして回るのはメンドクサイしこっぱずかしい。
さらに「よっぽど嬉しかったのね、くす」とか思われるのは、その場でそいつとナイアガラにでも飛び込んで心中してやろうか思うくらいの屈辱だ。

 

…名字が変わってもたぶん旧姓で仕事する。

 

というわけで、本日3本目の高級シャチハタを購入しましたとさ。