バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

デートのお作法~ドライブデートで大検証

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女バリキャリイシイドでございますわよ。
婚活プレーヤーの皆さま、おデートしてますか?
いや、妹の誕生日でシャンパンがぶ飲みしちゃってるだけですよ(///∇///)

 

おデート…
初回の顔合わせをすませた後、また継続してお会いしたいなと思えればできるだけ早くデートのお約束をしてくださいね。
最初の数回はランチ、または夜ご飯、ちょっとお酒を召し上がるのもいいかもしれません。
問題はこっから。
あなたは、どんなデートをしてますか?
もちろん、カップルの数だけ成功も失敗もあるわけですが、先日これは…!と思うことがあったので皆さまと共有したいと思います。

 

先日、とある殿方さまとドライブに行きました。
都心の方はあまりピンとこないかもしれませんが、イシイドの地域は車社会でデートといえばドライブなんですね。
ドライブ大好きです。
でも、なにもいい車で迎えに来いなんて言いません。
ボロボロの軽自動車で現れたらさすがにちょっと引きますけれど、高そうな車で現れたらそれはそれで経済観念の不一致が過ります。
普通にプ●ウス(あ、プリ●スだって十分お高いですけどね)的な方が多いですし、その方が安心できたりするものです。

 

さて、お相手さまの強いご希望でドライブになったので行き先はお任せです。
お昼前に待ち合わせして、郊外のステキなカフェへ向かってドライブ。(久しぶりに来る地域だから懐かしい!)

 

海を見ながらランチして、また車で移動して海岸をお散歩。(おおーっ、海だ海だ!晴れてて良かった♪)

 

また車に乗って少し離れた道の駅の施設を見学。(へー…こんなところにこんな施設が。フムフム)

 

また更に移動して地元の重要文化財の公園へ。桜の季節だったのでお花見です。(え、まだあるの?)

 

陽も傾いてきた頃。
「晩ごはんは…」(も、盛りだくさん過ぎておなかいっぱいなんですけどー(。>д<))

イ「ゆ、夕飯のことは家族に言ってきていないので…今日はこの辺りで…」
既に自宅から30キロ地点であったため、帰宅できたのは21:00を過ぎておりました。

 

ドッ…………orz(と疲れた…)

 

なんてことがありまして。
しかも他の方でもあったんですよ。
デジャ・ビュ?
どちらもアラフォーといいますか、オーバー40(中盤以上)でおそらくバブルの時期を多少なり体験されているのかなぁ。
若干世代差というのもあるかもしれません。

 

このお二人のドライブデートは『ドライブ』が有りきなんですね。
目的地はあるけれど、そこに長居はしないでどんどん移動していきます。
乗車時間の方が長いかもしれません。
そして、『ドライブ』有りきの殿方さまは行き先を告げないことが多いです。
聞いても「ないしょ」とか言われちゃったり。
だから次から次へとサプライズでデートスポットにエスコートされてしまいます。
連れていってくださるところは各々ステキスポットで、大人の経験値を感じます。
それはとても魅力的なことではあるのだけど、でもしかし。
残念ながら、若いお嬢様方なら「きゃー」と歓声をあげて喜びそうな体験も、バリキャリは経験済みです。しかも自分の金で。
だから「ステキだな」と思ったり、女の子扱いをされることを嬉しく思ったりすることはあっても、心から感動してそれだけで落ちる、ということはないと思った方がいいと思います。

それよりも次々繰り出されるステキサプライズに、いつ終わるのか?まさか、次はヤバイところに連れていかれんじゃないかという不安に駆られてしまうのです。

 

このドライブデートからほどなく、イシイドはお二方にごめんなさいのご挨拶をしました。

 

ここからは想像でしかないので違っていたらすごく恥ずかしいのですが、おそらくこのお二方、ディナーの場所は決めてあったのだと思います。
予約までしてなかったとしても行くところは頭の中にあったはず。
だから、このドライブデートのピークはそこだったはず!なんです。
でも、イシイドの気まぐれ(というか、疲労感)からピークに至る前に終了。

 

彼らのミステイクは何だったのか。
大きく分けて二つ。

 

ひとつ目は『今回のデートの全体像を知らせなかったこと』

もしもピークのディナーがある、と知っていたなら、イシイドはペース配分できただろうし、どこまで続くか分からない不安を感じずにすんだでしょう。
ピークの存在が分かっていれば、その前のドライブたちはピークに向けてのトキメキを盛り上げる最高のお膳立てとなったのだろう。
が、ピークの存在を知らないので、ただダラダラと続く時間潰しに過ぎなくなってしまったのです。
もったいない( ´△`)

 

これはドライブに限らず、どんなデートでも言えることですね。
婚活のデートでは『デートの全体像』をおしらせしておくこと。
「今日は20:00で帰ります」とか、そのものズバリ言ってしまうとカドが立つので、「晩ごはんはご一緒できますか?」とか「明るい内にお送りしますよ」とかね。
終了時間の目安をほのめかしておくといいんじゃないかしら。
もしも盛り上がって予定時刻をオーバーする分にはお相手さまも文句は言わないはず。

 

ちなみに、イシイドが学生や社会人になった(まぁ、適齢期、その周辺)頃、ドライブデートといえば目的地(USJ行くぞーとか)があってその道程を車で移動という感覚でした。
(若い方たちはまた違うのかもしれませんが)
『目的地』有りき、だったんですよ。
目的地がはっきりしているから、終了時間の予測がしやすかった。
同じく昼前集合でランチを現地で取っても、夜までは一緒じゃないことが多かったかな。
夜まで現地にいると帰りが遅くなるし、地元でディナーだとかなり早く出なければいけなくなります。ギリギリまで現地で楽しむなら、夜ご飯を諦めるか、途中のサービスエリアでおうどん的なもので済ますとかね。
ディナーはピークになりにくかった。
どちらにしても、『目的地』に行って帰ってくることがハッキリしているので余計な不安を感じずに、ただ楽しむことに集中できてたなーと思います。

 

それから二つ目のミステイクは『目的地を多く設定しすぎたこと』

 

目的地に着いてそこでのイベントをこなすと、そこで区切りができて終わった気分になります。
終わった、終わった、終わった…
…帰りたいモードに突入します。
一方、目的地がひとつなら途中休憩は取っても終わった気分にはなりません。
だってまだ着いてないんだもん。
お相手さまの集中力を切らさないためにも目的地は多くて3つまででしょうね。
そしてピークの時間に合わせた集合時間。
ダラダラ長く一緒にいても仲が深まるとは限らないんですよ!

 

そしてこれはもうそもそものお話になってしまいますけれど、長時間にわたるドライブデートって、付き合ってるもん同士のデートなんですよねΣ(゜Д゜)
婚活で出会って間もないうちに強行するのは自殺行為に等しいです。
ミステイク三つ目にあげるとすると、お相手との温度差を読み違えた点でしょうか。
それともドライブデートを選択しちゃった点でしょうか。

 

素敵な方々だっただけに、とっても残念です(´・ω・`)