バリキャリ乙女のイド端会議室

主に婚活、時々しごと。華麗なるバリキャリの脳内会議の一部始終。

そうは言っても主導権は男性側にあるということ

こんばんは、年間300日スーツで過ごす女バリキャリッ!イシイドです。

 

結婚したいかー?
おーっ!
何でしたいんだー?
えー?

 

我々は、なぜ結婚したいと思うのでしょう?
『より幸せになりたいから』
がベスト解答だと思うのですが、実際には
老いて一人で生きていく自信がないとか、孤独死の上腐乱死体で発見は避けたいとか、将来の不安から結婚を望む人が大多数だと思います。
ですよね?

 

そして、一般的には女性の方が結婚を強く望む、焦る、というイメージが付きまといます。
あくまで一般論ですが、結婚すると女性サイドにはかなりの変化が訪れます。
まず、名字。
これが変わるだけでとにかく大変。
戸籍、年金、免許証も口座もクレジットカードも保険も、みんな書き換えなければいけません。
オトナ年齢が上がれば上がるほど、書き換え項目が増えるのでより大変です。
カードだけで何枚あるっちゅうの?
いっそ、結婚は項目の少ない未成年の内に済ませておくのがもっとも手間の掛からない賢い人生設計なのかもしれません。

 

最近では結婚後も旧姓のまま仕事を続ける方も多いですが、システムの都合上うっかり旧姓のまま働いてることがバレた際の言い訳も超めんどくさいです。
先輩主婦からは旦那さんの身上調書を取られるところから始り、馴初め、ご自身の家事占有率まで事情聴取されます。
うっとおしいですね (^ー^)
しかもこの話題、新姓が顔を出す度に一連の聴取が始まるので大変そうだナーと思って遠くから見守っています。
(うっかり近寄ると矛先がこちらに向くのでカカワラナイ)
名字が変わらなければ婚姻の有無は自己申告でしか分からないので、たぶん男同士の飲みの席でも3番目か4番目の話題の次くらいに出てくる話題なのではないでしょうか。
そして「奥さんどんな人?」という問いはあっても、「どこに勤めてるの?」とは聞かないんじゃないのかな。
先輩主婦は必ず聞いてきますよ。
会社名で大体の生活水準が分かりますから。
いやらしいですね (^ー^)

 

住む場所も変わるでしょう、最近では育児のために奥さまのご実家近くに居を構えるご夫婦も増えましたが、やっぱり旦那さまの通勤に有利な立地を選ぶケースが多いと思います。
馴れない土地やこれまでの友人たちとの距離的な乖離。
不安はいっぱいです。

 

意外なところでケータイ電話は盲点で、今でこそMNPのおかげで番号は変えずにすみますが、家族割のためにキャリアを代えたり、分け合うパケットの使用量を気にしながらの生活に移行したりするわけです。
電話を見た見ないの揉め事は既婚未婚関わらずですが、パケットの使用量は家族ならでは揉め事です。

 

 

さて、そんなわけで結婚に伴う数々の『めんどくさい』は主に女性側に発生します。
にもかかわらず、お嬢様方は結婚を熱望し、殿方さまは何となく弱腰です。
もちろん本気でパートナーをお探しの殿方さまだっていらっしゃいますけれども、いざとなるとね。
ホワイ?

 

それはやはり責任という問題でしょうか。
一度結婚してしまったら簡単に別れられないとか、女房子供を食わせていかなければならないとか。
確かに女性側に発生する『めんどくさい』はある意味一過性のものかもしれません。
そういう意味で永続的に続く責任は重いものなのでしょう。
それでも離婚は三組に一組の時代ですし、原因が男性側だけのものとは限りません。
生計だって旦那さまのの所得だけで成り立つ家庭はそれほど多くないのでは?
家庭があろうがなかろうが、一人の人間として生計を維持していくことは社会人として当たり前の責任なのです。


それなのに『責任があるから結婚できない』という言葉はお相手も社会も納得させる『理由』としてまかり通ってしまいます。
世間的に『結婚には男性側に重い責任があるから、男性からプロポーズをして女性が受ける』という理想がある以上、主導権は男性側にあるのです。

 

独りの将来が不安だからパートナーを探しているのに、パートナーへの責任が果たせるか分からないという未来の不安のために決断ができないと言う。
では、あなたの不安は何が救ってくれるのでしょうか?

 

それは、あなたの勇気。

ただそれだけです。

 

ちなみに、お嬢様方には拒否権はありますからご心配なく!